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生活者データに向き合う。次世代マーケティングシステムは「密結合」から「疎結合」へ。

Team Braze 作成者: Team Braze 2023/03/09

パートナー企業を対象とした「Braze Torchie Awards 2023」にて、Partner of the Year(共創活動を通じ革新的な成果を実現)を受賞した株式会社博報堂様にビジネス概況やBrazeとの出会いや協業状況、受賞理由、そして、これからの展開などのお話をお伺いしました。

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大谷俊裕氏 株式会社博報堂 マーケティングシステムコンサルティング局 兼 博報堂マーケティングシステムズ 執行役員


貴社のビジネス概要(強み、歴史、体制など)などをお聞かせください。

博報堂は広告業から「生活者発想」でマーケティング戦略の策定、施策企画、実行、運用までとトータルに行う業態へ大きく変容をしています。

社会が急速にデジタル化する中、消費者はさまざまなデバイスに接触する、あるいは囲まれる中で、ありとあらゆるデータが個人とある程度、紐付いた形で把握できるようになりました。私たちはこれを「生活者データ」と呼び、これらの研究を重ね、お客様へのコンサルティングサービスに展開をしていきました。

当初は得られるデータも限定的で、ツール自体の進化も黎明期で、業界全体が手探りの中、生活者データの活用の可能性を探り、広告の最適化やメール配信の効率化というテーマが主だったように思います。

昨今ではカスタマーエンゲージメントにブランド価値の最大化とビジネス成長機会を求めるお客様が増え、マーケティングシステムコンサルティング局を中心にマーケティング基盤の企画、構築、運用などを通じて生活者データをビジネスに生かす取り組みを行っています。


Brazeとの現在の協業(取り組みのきっかけ、実績など)をお聞かせください。

1年くらい前ですが、お客様のマーケティング支援を続ける中で、ある程度、マーケティング支援システム構成やプレイヤーが決まってきている感覚があり、不安感を覚えました。私たちはお客様のマーケティングを新しいやり方や手法で革新し続けてこそ、存在価値があります。

型が決まると効率化は進み、コストは下がりますが、柔軟性とイノベーションが生まれにくくなり、競争優位性は落ちていきます。マーケティングは市場と向き合う仕事なので、この状況は3-5年後にはきっと変わっているはずだ。

そんな危機感の中で、出会ったのが、Brazeでした。

早速、リサーチを進め、体制を整え、お客様のプロジェクトでの活用を進めていきました。今まで活用してきたマーケティングツールとBrazeの違いはさまざまありますが。

既存のものは、導入・運用のやり方によっては、システム自体が取れるデータの格納方法やデータの利活用のしやすさに課題が出てしまうケースも見受けられます。ですから、同じマーケティング目的でもデータの利活用の仕方を少し変えようとすると、システムを「密結合」したり、SQL文で必要なデータを切り出して、都度、施策を展開しなければなりません。

一方、Brazeはデータの利活用に焦点をおいています。必要なデータは必要な分だけ必要な時に取得します、いわば「疎結合」が前提で、柔軟性が非常に高いシステムです。市場変化が激しく、前提条件すら変わってしまうような、また、消費者のニーズも時間ごとに変わる、消費者データに向き合うのはどちらが最適で、イノベーティブなマーケティング施策が展開できるか?答えは明らかです。

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白子 義隆氏 株式会社博報堂 マーケティングシステムコンサルティング局 局長代理 兼マーケティングプラットフォーム部長


お客様の課題感とBrazeと貴社の連携でできる付加価値(バリュー)をお聞かせください。

私たちは、Brazeを活用したマーケティング戦略の立案から実行支援、運用、さらにはお客様社内での組織化と内製化までのプロセスすべてをサービスとして提供できます。

特に「HAKUHODO Marsys Onboarding」を活用することで、お客様の自社リソースの状況に応じた持続的な運用体制の提案と構築を支援しつつ、私たちとの協業を通じた継続的なイノベーションができる体制づくりをご支援していきます。


今回の受賞に至ったプロジェクト概況やお客様の声などをお聞かせください。

今回の受賞に関しては大きく2点要因があったと思います。

一つ目は、先日、Braze社と戦略的提携を発表し、お客様のカスタマーエンゲージメントの高度化を両社でコミットできたこと。

二つ目はその最初の具体的な取り組みとして、企業と生活者のオンラインコミュニケーションに焦点を当てたCRM実態調査を共同で行なったことです。特に、後者はアフターコロナや物価高騰など経済と市場変化により、ブランドと顧客とのコミュニケーションは大きな転換期を迎えていることが明らかになり、カスタマーエンゲージメントに大きな可能性があることを市場に訴求できたと思います。

最後は現在進行中のお客様のプロジェクトにおいて、様々な施策の提案や改善活動を通じて、お客様から高い評価をいただいたことです。Brazeは疎結合でマーケターのクリエイティビティを具現化しやすいソリューションです。市場とお客様にBraze社と連携しながら、カスタマーエンゲージメント市場の活性化していきたいと思います。

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小宮 源太氏 株式会社博報堂 マーケティングシステムコンサルティング局 テクニカルプロデューサー


今後の協業のあり方の展開をお聞かせください。

私たちは、Brazeを活用したマーケティング戦略の立案から実行支援、運用、さらにはお客様社内での組織化と内製化までのプロセスすべてをサービスとして提供できます。

特に「HAKUHODO Marsys Onboarding」を活用することで、お客様の自社リソースの状況に応じた持続的な運用体制の提案と構築を支援しつつ、私たちとの協業を通じた継続的なイノベーションができる体制づくりをご支援していきます。


受賞カテゴリー

Partner of the Year(共創活動を通じ革新的な成果を実現)

授賞理由:Brazeのパートナーシップに参画後、急速な人材育成とBrazeに特化したサービス提供プログラムを企画、データコンサルティングサービスの提供などを短期間で対応いただきました。また、お客様のグロースを支援するマネージドサービスを通じたカスタマーサクセスを数多くご支援をいただきました。


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