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Brazeのユーザーが集結:「Year-End Bonfire Japan 2023 Winter」開催

Team Braze 作成者: Team Braze 2024/02/09

2023年12月15日、カスタマー向けカンファレンス「Year-End Bonfire Japan 2023 Winter」が開催されました。多様な業種・業態のBrazeユーザーが100名ほど集結。カンファレンスの後半には、Brazeを活用する企業・個人を表彰する「Braze Torchie Awards 2023」の発表も行われ、大いに盛り上がりました。開催を告げるアナウンスに参加者より温かい拍手が送られ、Braze株式会社 日本市場製品責任者 新田 達也の挨拶でカンファレンスの幕が開けました。

Brazeのビジネス環境は日本・グローバルともに堅調

新田はWelcome&Greetingとして、Brazeのビジネス環境について「Brazeは、日本・グローバル双方で堅調に推移している」と力を込めて語り始めました。

「グローバルでは、顧客数が2,011社、Brazeの活用度合を示すMAU数は60億、メッセージ送信数2.2兆、前年同期比成長33%という過去最高の成績を記録しています。また日本においても、導入企業数60社、アクティブユーザー数1億超、国内パートナー数15社、社員数43名となり、成長率は世界一です」(新田)

ビジネス環境と併せて、新田からは「LINEとの連携機能強化のほか、CRM活用をサポートする専任チームの創設など、新しい施策を推し進める予定です」と、日本におけるBraze拡大への熱い想いを語りました。

Brazeならではのグローバル事例参加「HBO Max」

この場限りのスペシャルセッションとして、HBOMaxのSenior Manager CRM Platform & Operations EMEAのBarnabas Gabor氏に自社の活用について事例を共有していただきました。ストリーミングサービスにおけるBraze採用はグローバルではスタンダードになってきており、日本でもご採択いただくケースが増えてきています。
最後は、「ユーザ会にきているということはみんな熱量を持っている証拠。変化や失敗を恐れずに、Brazeのメンバーのサポートも活用し、どんどん挑戦していきましょう」と締めくくりました。

豪華企業も参加したBraze最大のNYCでのイベント「Forge 2023」

続いて、Braze株式会社 グロースエンジニア 吉永 敦より、2023年10月16日~17日にニューヨークで開催されたBraze最大のイベント「Forge 2023」の報告が行われました。

吉永は最初に「イベントでは、マクドナルドやディズニーなど多数の有名企業より、100超のスピーカーが登壇しました。またメインステージでは、元Beats by DreのCMO オマー・ジョンソン氏とトニー賞受賞経歴もあるレスリー・オドム・Jr氏による豪華セッションも開催されました」とイベントの全体感を説明しました。

続けて、会場の様子を撮影した写真を映しながら「Brazeキャンバスの活用法について説明するセッションでは、参加者はBrazeのダッシュボードを開きながら、熱心に聞き入っていた」と現場の臨場感や「Torchie Awards(グローバル)Campaign of the Year(マーケティングキャンペーン賞)」を受賞したCanva社のBraze活用方法を紹介し、「年間100種類以上の新機能をリリースするCanva社では、ユーザーへ適切な機能紹介に課題を抱えていました。Brazeを活用し、カタログを更新するだけで、適切な機能案内が適切なユーザーに自動で届く仕組みを整え、省力化とともにこの課題を解決しました」と解説しました。

続いて「Forge 2023」現地に参加した株式会社アイスタイル グロース推進部の渡辺 智氏と奥家 沙枝子氏から同イベントの現地報告も行われました。

「『予約したけど、会場に入れない?』と感じたほど、満員のセッションが多かったですね。マーケティングにおけるAIの活用に関するセミナーなどは特に印象に残りました」(渡辺氏)

「本当にエネルギッシュでコミュニケーションが活発で、ラウンジでは初対面の人とは思えないほど、『どんなBraze活用をしていますか?』と参加者同士で聞き合う学習熱心な姿勢も多数見受けられ、熱量に圧倒されました。グローバルな同業他社さんのセッション・セミナーもあり、本当にインプットの多い時間でしたね」(奥家氏)

また、Forge 2023での体験を踏まえ「マルチチャネルを活用して、ユーザーとのコミュニケーションをさらに活性化させたい(奥家氏)」「一番印象に残ったのが参加者の『上を目指す』というマインドセット。現地で感じた勢いをプロジェクトにも吹き込みたい(渡辺氏)」とその意気込みを語ってくれました。

新分科会&コミュニティサイトがスタート

続いて、株式会社トリビュー 村田 千紘氏および株式会社スペースマーケット 山崎 沙織氏より「PdM/エンジニア分科会発足」、次にBraze株式会社 グロースエンジニア 伴田 有香から「コミュニティサイトオープン」の発表がありました。

Brazeでは今回のような規模の大きいユーザー会が年に二回開催され、特定のテーマでは個別にディスカッションできる分科会を実施しています。

PdM/エンジニア分科会発足の経緯について、「まだまだBrazeを全社的に動かしきれていない(両氏)」と共通の課題感に触れ、プロダクトチームとマーケティングで、さらにBrazeを活用するためのアプローチや課題とそれを解決するための具体的な施策について語り合える新しい分科会が必要だだった」と語ります。

山崎氏からは「第一回目の分科会は2024年2月中旬頃、アソビュー株式会社 CPO 横峯 樹氏をお招きし、『CPO視点でのBraze活用』というテーマで開催予定で、今後も『マーケとエンジニアのOKRについて』『社内にBraze活用を広めていく方法・コンテンツ』などのテーマで企画していくので、ぜひ、多くの方のご参加して欲しい」とその思いを語りました。
伴田からはBrazeユーザー同士でコミュニケーションや情報収集ができるコミュニティサイトの開設が発告知されました。同サイトの活用例として、Brazeの使用法に関する疑問点や課題などを投稿、他のユーザーまたはBraze社のメンバーからも回答することで、ナレッジを共有、ユーザーでスキルを高め合うといったことができる、と説明しました。

4つの部門賞からなる「Torchie Awards 2023」授賞式が開催

その後、Braze導入企業、および個人を表彰する「Torchie Awards 2023」授賞式が開催されました。同賞には4つの部門賞があり、それぞれの受賞企業が1位~3位まで発表されました。
参考:Braze、「Braze Torchie Awards 2023」受賞企業を発表

左から 株式会社グラニフ 高松氏、株式会社アイスタイル 奥家氏、株式会社トリビュー 村田氏、株式会社タイミー 児玉氏

1. Rising Marketing Star:チームに貢献し、成果を上げ、キャリアを加速させた方を表彰

    1位 株式会社タイミー 児玉 吹生氏
    2位 株式会社ヤマップ 武藤 匠氏
    3位 イオンモール株式会社 清水 瞳氏

    株式会社タイミー 児玉氏の受賞理由:これまでCRMは通知設定にとどまっていたところ、児玉氏は課題ヒアリングから始めユーザコミュニケーションの根本的な改善を推進されました。ご入社直後からBrazeを活用したプロジェクトに携わり、社内表彰ではわずか4ヶ月の間に各プロジェクトが3度選出されました。また、プロジェクトの成果が評価され、児玉氏ご自身も年間アワードを受賞。短期間かつハイスピードでBrazeにまつわるキャッチアップ、運用における社内整備から活用まで幅広く推進いただきました。

    株式会社タイミー 児玉氏コメント:栄えある賞をいただき、大変嬉しく思います。引き続き、Brazeを活用して顧客体験の向上を図りたいと考えています。

    2. Collaborative Team of the Year:組織のサイロ化を解決し、コラボレーションを発揮した企業を表彰

      1位 株式会社トリビュー
      2位 株式会社マクアケ
      3位 アソビュー株式会社

      株式会社トリビューの受賞理由:プロダクト・マーケティング・セールス部門の三位一体モデルを構築し、BtoC向けに加えBtoB向け施策も実施することで、顧客エンゲージメントを強化。PDCAを高速で回して人的工数を半減させ、多数の施策を実行されました。

      株式会社トリビュー 代表者 村田 千紘氏コメント:光栄な賞をいただき、ありがとうございます。引き続き、プロダクト・マーケティング・セールス部門と連携しながら、より良い施策を展開していきたいと思います。


      3. Marketing Leader of the Year:成果を上げているマーケティングチームを牽引するリーダーを表彰

        1位 株式会社アイスタイル 奥家 沙枝子氏
        2位 株式会社グラニフ 高松 貴宏氏
        3位 アソビュー株式会社 山中 聡倫氏

        株式会社アイスタイル 奥家氏の受賞理由:Braze活用メンバーを3名から20名へと大幅に拡大。さらにメディア・EC・店舗を繋ぐ施策を年間700本実行し、社内全体で勝ちパターンを浸透させました。

        株式会社アイスタイル 奥家氏コメント:受賞できると思っておらず、とても嬉しいです。私だけの力ではなく、店舗やECのチーム、そしてグロース推進部の皆さんの力があっての受賞だと思っています。ありがとうございました。


        4. Campaign of the Year:エンゲージメント・マネタイズ・リテンションなど、ビジネスインパクトをもたらした施策を実行した企業を表彰

          1位 株式会社グラニフ
          2位 楽天グループ株式会社
          3位 株式会社リロクラブ

          株式会社グラニフの受賞理由:プロダクト分析ツールAmplitudeとの連携をはじめ、Brazeの活用および先進的なテックスタックで、高度なパーソナライゼーションに取り組みました。そして、34本ものアクティブCanvasを管理し、目標値を大幅に上回るコンバージョン数を達成されました。

          株式会社グラニフ 代表者 高松 貴宏氏コメント:Campaign of the Year第1位に選んでいただき、誠にありがとうございます。来年は当社の店舗にご来店されたお客様へリアルタイムにメッセージを届けられる仕組みなど、OMOをより加速していきたいと考えています。来年も賞をいただけるように、頑張ります。

          カンファレンスの締めくくりに、Braze株式会社 マーケティング本部長 柿野 拓より総評がありました。

          「Torchie Awardsを受賞された企業や個人の方々への賛辞とともに、柿野はTorchie Awardsを受賞した海外企業の事例を紹介しました。

          「Rising Marketing Star(マーケター賞)を受賞したTalkspace社は、リーチから購入・育成、ロイヤル顧客に至るプロセスを全て定義した上で、Brazeを活用することで大きな成果を上げました。またCollaborative Team of the Year(チームコラボレーション賞)を受賞したフードデリバリーの最大手・Grubhub社では、お客様とレストラン、双方にリサーチを行い、顧客起点でマーケティングの改善を進めています。Brazeは『ニッポンのマーケティングを変える』というビジョンを持って、広告宣伝主導型のマーケティングから顧客視点型マーケティングへの移行のご支援をしています。ご参加の皆様と共に、来年以降も切磋琢磨し合いながら、皆さまの会社、ブランド、そしてニッポンのマーケティングを革新していきましょう!」と、最後には熱いメッセージが伝えられました。
          その後、ネットワーキングタイムとなり、各社間での活発な交流を楽しんでいただいたあと、カンファレンスは幕を閉じました。

          2024年もBraze株式会社は、日本企業のマーケティングを進化させるご支援をさせていただきます!


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