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匿名ユーザーって、ご存知ですか?もしかしたら、聞いたことくらいはあるかもしれませんね。匿名ユーザーとは、例えば、あなたの会社のネットサービスを閲覧しているのに、何らかの理由でアカウントを作成したり、ログインしたりしない人のことです。匿名ユーザーの多くは、ゲストとして続ける "選択肢がある場合、それを継続します。
匿名ユーザーの体験を把握し、パーソナライズするための方法を見つけられれば、企業にとって、とても有利な戦略となりますが、ほとんどの企業は対応できていません。
今こそ、匿名ユーザーの体験を把握し、パーソナライズする時だ
2021年、Brazeは1,000社以上の企業と50億人以上のユーザーを対象に調査を行いました。これら企業の新規ユーザーの57%が匿名ユーザーで、その新規ユーザーの80%が企業からのマーケティングメッセージキャンペーン(宣伝メッセージの配信やプッシュ通知など)を受けたことがない事実が明らかとなりました。
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GoogleがサードパーティCookieの使用を停止する計画が発表され、Appleが新しいプライバシー機能を公開したことを受け、企業はユーザーが誰であるかを把握するために、ゼロ、およびファーストパーティデータ戦略への投資強化の動きを強めています。
私たちは「Braze カスタマーエンゲージメントレビュー」として毎年、エンゲージメントに関する調査を行い、その結果を公表しています。この調査からも調査対象となった企業の3分の1以上(38%)が、ゼロ、およびファーストパーティデータの収集方法を強化すると回答しています。ゼロパーティデータとは、ユーザーが企業からの何らかの対価と引き換えに、企業に対して自ら提供する個人データのことで、ファーストパーティデータとは、このような直接的なデータと、ユーザーの閲覧状況などの間接的なデータの両方を含むデータのことです。
企業が匿名ユーザーにフォーカスし、エンゲージメントして起きること
匿名ユーザーに対し、売り込みをかける企業は、製品・サービス内外のメッセージングチャネルを活用することで、エンゲージメントを最大9.5倍まで高められます。
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また、匿名ユーザーへのメッセージングにおいて、製品・サービス内外のチャネルを含むクロスチャネルでアプローチをとる企業は、長期的な継続率を最大3.7倍まで高めることができます。
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匿名ユーザーの特定、および匿名ユーザーの体験のパーソナライズ化に向け、すべきこと
1. まず、匿名ユーザーについて理解していることをベースに、体験をパーソナライズしましょう。名前は分からなくても、アプリやウェブサイトの閲覧状況、セッション中の時間帯など、体験をパーソナライズできる情報を持っているはずです。
2.次にアプリ内メッセージやブラウザ内メッセージを活用し、より多くの情報を収集します。匿名ユーザーにアカウント作成を依頼する前に、アプリ内やウェブサイト上で閲覧者が興味、関心を持たせるメッセージを用意しましょう。
3.上記の情報をもとに、アプリやWebサイトでのメッセージや体験をパーソナライズしましょう。
4.最後に、匿名ユーザーのアカウント登録を促進するために、クロスチャネルでアプローチしましょう。 Brazeの調査によると、この方法によって、ブランドは登録数を15倍に増やすことが可能です。
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匿名ユーザーの獲得、維持、収益化を目的とした匿名ユーザー向けの 7つのキャンペーンをご紹介します。
分析の方法
この分析のために、Brazeは米国、APAC、EUの795以上の企業から匿名化され、集約された行動データを収集し、業界ごとのアプリ、メッセージの利用状況、購買傾向を分析しました。これらの統計には2021年1月1日から12月31日までの、54億人以上の顧客情報と52の業種別データが含まれています。特定の企業や企業のグループが過剰に表示されないように、元のデータは数量と企業数のチェックを経て、整理されています。購入履歴やメッセージングに関連する統計データについては、分析に影響を与えないよう、関連情報を追跡している企業のみが含まれています。100%を超える数値は小数点以下を四捨五入し、100%未満の数値は小数点以下を四捨五入しています。切り捨てられた2つの数値を比較する場合、変化率指標は、切り捨て後の2つの数値の差として計算されます。
![Team Braze](https://braze.imgix.net/production/authors/brazelogo.png?auto=compress%2Cformat&crop=focalpoint&fit=crop&fp-x=0.5&fp-y=0.5&h=1000&q=90&w=1000&s=32534c2e2c23474a45ee73673ee2d529)