US事例:バーガーキングUSがBrazeを活用して、 月間アクティブユーザー数(MAU)を50%強増加

バーガーキングUSはBrazeを活用した「ワッパー Detour(寄り道)」キャンペーンにより、モバイルアプリの新規ダウンロードと位置情報共有ユーザーを増やし、2019年のカンヌライオンズアワードを受賞しました

今日の非常に競争が激しいファストフード業界で、消費者の注目を集め、強固で持続可能な関係を築くのは、たやすいことではありません。派手な広告キャンペーンや大々的な販促コラボは、大手ファストフードブランドにとって最低限の施策です。しかし、競合ひしめく市場で目立ち、数百万もの消費者を驚かせ、楽しませるために、強力な顧客エンゲージメントテクノロジーを活用することに本気で取り組んできた企業はわずかです。昨年バーガーキングUSは、そんな状況を変える決意をしました。

バーガーキングUSにとって、ゴールは明確でした。モバイルアプリの利用率の向上と、ブランドとのエンゲージメントの強化を図ることです。目的別に構築した最新のマーケティングテクノロジースタックによって可能になった、創造力とイノベーションを採り入れることで、それを実現します。

価値のある「寄り道」:優れたモバイルファーストの体験を創り出す

バーガーキングUSと広告代理店パートナーのFCB NY社はまず、顧客エンゲージメントの強化とROIの明確化を支えるテクノロジーの活用に照準を絞りました。そこで生まれたアイデアは、ことのほか単純でした。バーガーキングUSのモバイルアプリをダウンロードしてマクドナルドの近くに行くこと。マクドナルド店舗の半径600フィート(約183m)以内に入りアプリを開くと、ユーザーのスマホにクーポンを配信。そのクーポンを使えば、1セント(約1円)でワッパーを購入できる仕組みです。この「ワッパーDetour(寄り道)」キャンペーンは、ジオフェンシングとスマート化されたクロスチャネルライフサイクルメッセージ配信を利用して、バーガーキングUS最大のライバル、マクドナルドの14,000店舗の所在地を、アクセスを増やすための販促スポットに変えるものでした。

どんな仕組みだったのでしょうか。バーガーキングUSは包括的なテクノロジーエコシステムの一部としてBrazeを導入。消費者にパーソナライズされたメッセージを、複数のチャネル(メール、プッシュ通知、アプリ内メッセージなど)にわたって、最適なタイミングで配信しました。

Brazeを活用し、新規ユーザーに通知の設定をオンにして、このユニークで独創的なクーポンを手に入れるように勧めました。事前に権限を許可しておくように、ユーザーにアプリ内メッセージを送信し、プッシュ通知と位置情報サービスを有効にするように促します。次に、プッシュ通知を送信して、クーポン発行について注意を喚起し、アプリを開いてもらいます。Brazeは、バーガーキングUSが複数のチャネルを通してカスタマージャーニーを最適化するうえで、主要ツールとして、このキャンペーンをシームレスでインパクトのあるものにすることに貢献しています。

バーガーキングUSのチームは、以下を活用しました。

  • ロケーションマーケティング:Brazeと位置情報データプラットフォーム「Radar」を使って、アプリ内メッセージで、位置情報の共有を許可して位置情報を使ったキャンペーンを利用するように、ユーザーを促すことができました。
  • A/Bテストと検証:Brazeのメッセージテスト機能により、どんなアプローチが消費者の心に最も響くかをテストし、権限の許可率を向上できました。
  • ライフサイクルに合わせたメッセージ配信:Brazeにより、新規ユーザーのアクティブ化、販促キャンペーンメッセージ配信の活性化、一貫性のあるクロスチャネルコミュニケーションの促進を実現できました。

ユーザー数の増加、エンゲージメントの強化、ROIの向上:成功の成果

バーガーキングUSは大きな夢を描き、クラス最高のテクノロジースタックを構築することで、その夢を実現できることを示しました。これにより、バーガーキングUSはマーケティングの水準を上げ、驚異的な結果を達成しました。

  • Brazeを使ったキャンペーン開始後にバーガーキングUSアプリをインストールした新規ユーザーは320万人
  • モバイルアプリのMAUが53.7%増加
  • バーガーキングUSと位置情報データを共有するユーザー数が143%増
  • ワッパーDetourキャンペーンの総ROIは驚異の37倍を記録

最終的な考察

ワッパーDetourキャンペーンは、マーケティングで何ができるかという常識に挑んだものでした。最先端のテクノロジーを駆使したキャンペーンですが、バーガーキングUSの成功の中心にあるのは、お客様の満足への一点集中です。基本的にテクノロジーは、人間の体験をよりよくするための道具です。これまでBrazeが学んできたように、そういった体験に人間味があるほど、消費者はブランドにより関心を持つものなのです。

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