加入者数を204%増加させた Showmax社のセグメンテーション戦略

リテンション率71%、加入者数の増加204%を達成したアフリカの大手ビデオストリーミングサービス「Showmax 」は、ローカライズ戦略の活用で視聴者に最適化されたコンテンツ配信を実現しています。さらに、セグメンテーションによる効果的なメッセージング戦略を実行することで、ROI(費用対効果)を37%向上させました。

題:Showmaxは、すべてのユーザーに14日間の無料トライアルを提供しています。トライアル後に有料会員として継続率とウィンバック率を高めることが、課題です。

戦略:Showmaxでは綿密なセグメンテーションシステムを構築。パーソナライズされた魅力的なクロスチャネルメッセージを作成しました。

結果:データに基づいたセグメンテーション戦略により、Showmaxは有料会員数の204%増加に成功。さらに継続率を71%、ウィンバック率を12%増加することも実現しています。

ストリーミングサービス市場の競争が激化する今日、視聴者の注目と関心を得るためには、質の高いコンテンツを提供するだけでは不十分です。そんな中、南アフリカの大手ビデオストリーミングサービス「Showmax」は、アフリカに関連したコンテンツに焦点を当てることで、地元ユーザーからの支持を得ています。

例えば、Showmaxはアメリカやイギリスの映画・テレビ番組に加え、ケニアや南アフリカで制作された作品も提供しており、これらはアフリカで用いられているズールー語・ツワナ語・ソト語など、複数の言語でも配信されています。

地域に密着したコンテンツへのこだわりは、Showmaxのカスタマーコミュニケーション戦略にも反映されています。

ユーザー分析によるメッセージ配信で効果的にコンテンツを宣伝

Showmaxは、クロスチャネルエンゲージメント戦略を策定する際に、主に以下の3つを目標として設定しました。

  • コンバージョン数:14日間の無料体験後、新規ユーザーを有料会員にすること
  • リテンション:獲得したユーザーに、継続的に満足していただくこと
  • ウィンバック:一度解約したユーザーに有料会員として再契約してもらうこと

これらの目標を達成するためにShowmaxが採用したのがBrazeです。Brazeによる効果的なセグメンテーション体制により、メール・プッシュ通知・アプリ内メッセージ(IAM)を含む、パーソナライズされたさまざまなクロスチャネルメッセージをユーザーに提供しました。

例えば、視聴者のセグメントは次のように構成されています。

  • ライフサイクルステージ:新規ユーザー、既存ユーザー、解約者それぞれのコンテンツ視聴時間
  • コンテンツの好み:映画やテレビ番組を、600以上のジャンルが紐づくメタデータタグに整理
  • その時々に注目すべきポイント:ユーザーがテレビシリーズを見終えようとしているのか否か、また次に見るべき作品
  • ユーザー特性:使用デバイス、支払方法、契約期間など

これらの異なるセグメントに基づき、ユーザー自身の視聴履歴や属性に関連したタイムリーなメッセージを配信することによって、より良い顧客体験を提供することができるようになりました。

定期購読者には、視聴履歴に基づいてパーソナライズされたお勧め情報を提供し、退会したユーザーには、入荷したばかりの新タイトルを紹介するメールを送信。そしてトライアルに申し込んだ人には、後で支払い情報を追加したアプリ内メッセージ(IAM)を送ります。このように、Showmaxはほぼすべての状況に対応したメッセージを用意したのです。

加入者数・ウィンバック率・エンゲージメントのすべてが大幅向上

これらの施策により、ShowmaxはROI を37%、加入者数を204%向上させるという大幅な効果を記録しました

さらに、ウィンバック率が12%、リテンション率が71%、休眠視聴者の活性化が19%、コンバージョン率が4.4%、高エンゲージメントのユーザーの割合が39%に増加しています。

※セグメント化はすべての地域で行われていますが、これらの結果は南アフリカのみを対象としています。この結果は、代理店、セグメンテーションおよび実行コストを差し引いた、加入者増分の収益に基づいて算出されています。

まとめ

Showmaxは、視聴者の好みに合わせて地域に関連したコンテンツを提供することで、高いエンゲージメントを獲得し、価値あるコミュニケーションを実現しています。Brazeについて、デモや詳細情報をご希望でしたらこちらまでお問い合わせください。

関連コンテンツ