東南アジア事例:Sephora SEA、拡張現実機能の導入率を28%アップ

多国籍化粧品大手の東南アジア部門、Sephora SEAでは、実験的な文化を育み魅力的なキャンペーンを生み出しています。Sephora SEAでは、ARメイクアップ機能のユーザー普及率が28%上昇し、機能の全体的なトラフィックを48%増加させた方法についてご覧いただけます。

28%

ARメイク機能のユーザー普及率の向上

16%

ユーザーあたり利用率の向上

48%

ARメイクアップ機能全体におけるトラフィックの増加

2020年には、世界のAR(拡張現実)関連支出は78.5%増の188億ドルに達すると予想されています。ますます多くの消費者が、生活を簡素化して向上させるための新しい方法を求めており、過半数の消費者が、購入を支援してくれる拡張されたショッピング体験を求めています。Sephora SEAは、この急成長中のトレンドに着目し、ユーザーがバーチャルにメイクアップを試すことができるAR体験、Virtual Artist(VA)を発信しました。

SephoraアプリのVAには便利で楽しい機能があったにもかかわらず、ほとんどの消費者がツールの存在を知らず、普及率は低いままでした。Sephora SEAは、このツールを普及させて使用率を高めるために、Brazeを導入しました。

自分の肌に似合う色を見つける

機能がSephoraアプリの中に埋もれていたため、多くのSephora SEAユーザーは、アクセスや利用の方法をよく理解していませんでした。この問題を解決するためにSephora SEAでは、Virtual Artistでできることを紹介するステップバイステップの動画を作成し、プッシュ型コンテンツカード型アプリ内メッセージング型(IAM)の3つの強力なチャネルを使って効果的に動画を配信しました。

Sephora SEAでは(効果が低い)バッチアンドブラスト方式で一括配信する代わりに、以下のようにキャンペーンのターゲットグループを慎重に選びました。過去30日以内に化粧品の商品ページを見たことがあるものの、VAを使用したことがないユーザー。該当セグメントの中で20%のユーザーをコントロールグループとして残し、キャンペーンのパフォーマンスを詳細に分析しました。ユーザーフローは以下のとおりです。

  • ターゲットユーザーに、ステップバイステップの動画をハイライトしたプッシュ通知とコンテンツカードが送信されます
  • その後、コンテンツカードをクリックした人にIAMが送信されます
  • IAMをクリックしたユーザーは、VAにディープリンクされ体験を確認します

「Virtual Artistは、お客様が店舗に出向かずに様々な化粧品を試すことができる革新的な機能です」とSephora SEAのリージョナルマーケティングマネージャー、ジェフリー・IP氏(Geoffrey IP)は説明します。「Brazeを活用してプッシュメッセージやアプリ内メッセージを送信し、最近メイクアップ商品を見たことがあるユーザーにのみ、この機能をアピールできます。このようにターゲットを絞ったセグメンテーションを行うことで、関心の薄いユーザーの迷惑とならないようにすることができます」。

Sephoraにおける導入効果:ユーザー普及率、ユーザーあたり利用率、全体トラフィックの増加

Sephora SEAでは、考え抜かれたセグメンテーションとクロスチャネルのカスタマーエンゲージメント戦略の組み合わせにより、VA機能の利用率を28%アップさせることができました。また、ユーザーあたり使用率が16%向上し、VAトラフィック全体では48%の増加が見られました。

まとめ

どんなに優れた機能を搭載していても、ユーザーが知らない限り、成功にはつながりません。Sephora SEAでは問題を特定し、大胆なアクションを実行することで機能をすばやく普及させ、ユーザーに対する価値を向上させることができました。この化粧品ブランドがどのようにして実験の文化を生み出しているかについては、IAMゲーミフィケーションを利用して高いコンバージョン率を実現した方法で詳細をご確認してください。

28%

ARメイク機能のユーザー普及率の向上

16%

ユーザーあたり利用率の向上

48%

ARメイクアップ機能全体におけるトラフィックの増加

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