NewsPicksがユーザー体験向上に不可欠なパーソナライゼーションの高度化でBrazeを導入

エンジ ニア稼働を極力減らしつつ、より良いユーザー体験を提供するために Braze を導入

会員を増やすことがミッションであるマーケティング部門では、600万人超のユーザー1人ひとりとのコミュニケーションレベルを引き上げる必要があると考えていました。既にパーソナライゼーションに取り組んでいましたが、会員数が600万人ともなればそれは容易なことではなく、以下の課題に直面していました。

    会員数を増やすことがマーケティングのミッション

    リーダーとしてニューズピックスのマーケティングチームを率いる菊地幸司氏(株式会社ニューズピックス マーケティング・ジェネラルマネ ージャー)は、社内におけるマーケティングの役割を「1 人でも多くの会員を増やすこと」と語ります。チームメンバーは菊地氏を含む 5 人。それ ぞれがメイン担当を持ちながらも、社内の他部門と連携しながら、並行 してプロジェクトワークも進めています。菊地氏が認識している NewsPicks というサービスの強みはズバリ「分かりやすさ」です。
    マーケターとして、より多くの人に NewsPicks を使ってもらうことで、 経済に関する人々の関心を引き上げたい。そのためには 600 万人超のユ ーザー 1 人ひとりとのコミュニケーションレベルを引き上げる必要がある。菊地氏はそう考えていました。

    コミュニケーションのパーソナライズで 直面した課題


    以前からパーソナライゼーションに取り組んでいましたが、会員数が 600 万人ともなればそれは容易なことではありません。Braze の導入以 前、ニューズピックスでは一人ひとりの会員に対し、カスタマージャー ニーの重要なステージごとに最適なオファーを提供する仕組みを運用 していましたが、やがて既存の仕組みでは複雑なシナリオの運用が難し いことに気づきます。具体的には、既存のコミュニケーションの仕組み に関して、(1) メッセージ配信事故を防ぐための権限設定の制約、(2) パー ソナライゼーションに工夫を凝らすほどエンジニアの負荷が増大、(3) メッセージ内容のバリエーションが限定的という 3 つの課題に直面し ていました。

    ユーザーのマイクロモーメントを捉える リアルタイム性が魅力のBrazeを導入

    2021 年に入り、本格的な導入の検討を始めた後、4 月から既存の仕組み を Braze の導入で刷新。6 月から運用を開始しました。Braze にしかない 機能を使うことで、今後はより複雑なシナリオを運用できるようになります。

    菊地氏が良いと思った点として挙げたのは、Braze がリアルタイムに膨 大な数のユーザーのマイクロモーメントを捉えることができる点です。 菊地氏は「始めた瞬間に結果がわかるので、運用がとても楽です。これは 実運用でも行動を確かめるためのテストでも言えます」と述べ、設定を行うマーケターの立場からすると安心感があることを示しました。例え ば特定の会員にあるコンテンツをお勧めする場合、その会員が数秒前に 自分自身でそのコンテンツを閲覧してしまうと、その会員にメッセージ を送ることは中止しなければなりません。カスタマージャーニーとは、 膨大な数のユーザーのマイクロモーメントの集合でできています。その メッセージを送るタイミングが適切か。ユーザーのモーメント情報をリ アルタイムに参照し、最適なジャーニーにユーザーを誘導できるのが Braze の長所です。

    菊地氏へのインタビュー続き及び全文については、是非こちらよりダウンロードください。

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